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リモートワークで失われた「雑談」を取り戻す!チームの活気を生む3つの方法

リモートで減った“雑談”を取り戻す! 活気あるチームをつくる3つの実践法を紹介。

コラムを読む人

リモートワークで失われた「雑談」を取り戻す!チームの活気を生む3つの方法

「最近、チームの会話が業務連絡ばかりで、なんだか殺風景だ…」 

リモートワークが定着した今、多くの企業やチームが抱える共通の課題です。

オフィスで自然に生まれていた、ちょっとした立ち話や「最近どう?」といった雑談がほとんどなくなり、コミュニケーションがタスクの確認や進捗報告ばかりになっていませんか?

雑談は、単なる「時間の無駄」ではありません。実は、チームの生産性やエンゲージメントを向上させる上で、極めて重要な役割を担っています。

  • 信頼関係の構築:相手の人柄や考え方を知ることで、心理的な距離が縮まり、信頼関係が育まれます。
  • アイデアの創出:予期せぬ会話の中から、新しいアイデアや気づきが生まれることがあります。
  • 心理的安全性の確保:気兼ねなく話せる雰囲気は、質問や相談のハードルを下げ、ミスや困りごとを早期に共有しやすくなります。

つまり、雑談の減少は、チームの活気を奪い、創造性協力体制を低下させるリスクをはらんでいるのです。

では、どうすればリモート環境でも、失われた雑談や、それに代わる質の高いコミュニケーションを取り戻せるのでしょうか?

今回は、リモートチームの「雑談不足」を解消し、活気あるチームをつくるための実践的な3つの方法をご紹介します。


1.偶然の「きっかけ」を意図的に設計する

オフィスでの雑談は、休憩室や廊下、デスクの周りで偶発的に生まれていました。リモート環境では、こうした「偶然」が失われるため、意図的にその「きっかけ」を設計する必要があります。

◆実践テクニック:

  • 「チェックイン」をミーティングの習慣に

会議の冒頭に、1人1分程度で「週末に何をしたか」「最近の小さな嬉しいこと」などを共有する時間を設けましょう。業務とは直接関係ない会話から始めることで、場の雰囲気が和らぎ、その後の議論も活発になります。

  • 雑談専用のチャットチャンネルを作る

SlackやTeamsに「雑談」「趣味」といったチャンネルを作り、業務とは関係のない情報を自由に投稿できるようにしましょう。面白い記事の共有や、個人的な出来事の報告など、気軽な投稿が対話のきっかけになります。

  • オンラインランチ会やコーヒーブレイクを設定する

業務時間内にオンラインで集まり、雑談をしながら食事やお茶をする時間を設けましょう。参加は任意とし、カメラオンを推奨することで、より対面に近いコミュニケーションが生まれます。

2.お互いの「背景」を理解し、コミュニケーションの土台を作る

雑談は、相手の個人的な背景や価値観を知る上で重要な役割を果たします。リモート環境では、この背景理解が難しくなるため、雑談に頼らない形で、お互いのことを深く知る仕組みが必要です。

◆実践テクニック:

  • 「自己紹介」をアップデートする

単なる経歴だけでなく、「仕事で大切にしていること」や「モチベーションが上がる瞬間」など、内面的な価値観を共有する機会を作りましょう。これにより、メンバー同士が互いの仕事観を理解し、リスペクトし合う関係性が育まれます。

  • プロフィールを充実させる

職歴やスキルだけでなく、趣味や好きなこと、チーム内での役割や期待されていることなどをまとめた「メンバープロフィール」を作成・共有しましょう。これにより、新メンバーもチームに溶け込みやすくなり、既存メンバーも新たな一面を発見できます。

3.業務と関係性の「両方」を定期的に振り返る

リモートワークでは、目標達成やタスク管理に意識が向きがちですが、チームの関係性も継続的にケアしていく必要があります。「業務の進捗」と「チームの状態」をセットで振り返る習慣をつけましょう。

◆実践テクニック:

  • 定期的な「ふりかえり」セッションを設ける

週次や隔週で、プロジェクトの進捗だけでなく、「今週、チームの雰囲気はどうだったか?」「困っていることはないか?」といったテーマで話し合う場を設けましょう。これにより、潜在的な課題を早期に発見し、ギスギスした雰囲気になるのを防ぎます。

  • ポジティブなフィードバックを奨励する

「〇〇さんの〇〇な行動が素晴らしかった」といったポジティブなフィードバックを気軽に送り合える文化を作りましょう。感謝や称賛の言葉によって、チームの結束力が高まり、心理的安全性も向上します。

これらの方法は、すべてチームの活気を生み出すための「対話」のきっかけ作りに繋がります。しかし、多忙な業務の中でこれらを継続的に行うのは、簡単なことではありません。


4.継続的な「対話」を、もっと簡単に生み出すツール

「分かってはいるけれど、誰がファシリテーションするの?」「毎回、テーマを考えるのが大変…」そう感じる方も多いのではないでしょうか。

もしあなたがリモートチームの「雑談不足」を根本から解決し、メンバーが自然と心を開けるチームをつくりたいと考えているなら、チームビルディングプラットフォーム「Cocolabo」を試してみませんか?

Cocolaboは、今回ご紹介した「対話を生むための仕組み」を、誰でも手軽に実践できるように設計されています。

  • ヒント1「偶然のきっかけ」を生み出す

ミーティングの冒頭に使える「アイスブレイク」機能が、会話のきっかけとなるお題を自動で提供します。テーマを考える手間なく、自然な笑顔と会話が生まれます。

  • ヒント2「背景理解」を深める

働く上で大切にしている価値観を可視化する「カルテ」機能や、メンバーの趣味や特技が見える「メンバーページ」が、雑談に頼らずとも、お互いのことを深く知る土台を築きます。

  • ヒント3「継続的な振り返り」を仕組み化する

プロジェクトの目標とチームビルディング目標を同時に設定・振り返る「キックオフ・リフレクション」や、チームの課題を客観的に可視化する「オバケ」が、業務と関係性の両方をケアする習慣を定着させます。

「雑談」は偶然に生まれるものですが、その土台となる「対話」は、意図的に設計することができます。Cocolaboは、リモート環境でもチームの絆を深める「質の高い会話」を自然に生み出すための、強力なパートナーです。


5.おわりに 

リモートワーク時代において、チームの活気は「コミュニケーションの質」によって決まると言っても過言ではありません。 もしあなたのチームが、かつての活気を失っていると感じているなら、それは決してあなたのせいではありません。「仕組み」と「仕掛け」を変えることで、チームは必ず変わり始めます。

ぜひ、Cocolaboの活用も視野に入れながら、活気のあるチームづくりに挑戦してみてください。ご質問やご相談がありましたら、いつでもお問い合わせください。

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